民主党勝利が与える為替相場への影響

2009年とうとう日本の政治の1ページが塗り替えられた。衆議院選で自民党が負け、民主党が300議席以上を獲得。明治維新後150年にわたる自民党一党主義が終わり、政権交代が実現したのだ。民主党の勝利は私が思うに、民主党への支持があったからわけではない。自民党への嫌悪感がもたらしたものだろう。風雲急を告げる日本の政局。為替相場、株式相場、各マネーマーケットは敏感に反応をしている。特にFXに関連する為替相場への影響を考えてみたい。
民主党に国民は何を期待しているのか
現時点では為替相場は民主党の勝利を歓迎しているようだ。米国、欧州、アジア諸国は日本経済の前進を期待して日経平均は上昇している。長期金利も上昇し日本買いとなっている。その一方で、民主党主導における日米関係に疑問符がなげかけられ、民主党の政権運営能力に不安を抱く諸外国もあるようだ。それはそうだろう。日本に民主主義が持たされて始めての政権交代なのだから。子供手当て支給、高速道路無料化など目新しい政策も多い。何でも無料、客寄せパンダ的な政策ばかりが注目されるが民主党による政権交代で国民が期待しているのは、この国の骨格にメスを入れることであり、この国は今のままではどう考えても未来永劫存在する理由がなく、まして私たちの社会がこのままでは確実に破綻するという危機感によるものだろう。自分たちの子供、孫の代まで誇れる、安心して暮らせる社会・生活環境の保全。国民が望んでいるのはこれらの点であると思う。目先の無料化や支給が欲しいからではないそういった意味で今回の民主党の勝利は国民の正しい判断でこの国、社会においては正しい方向であると思う。毎年発行される国債の額は30兆円くらいと言われており、すでに国債・地方債の発行額は700兆円とも言われています。国家の年間予算が100兆円位ですから国の借金はその7年間分に相当します。例えば自分の年収が1000万円なら7000万円の借金を持っていることになります。住宅ローンをもって一生懸命働いている私と同じような水準です(汗

ただ、これは一般個人のお財布事情とはことなり、一国の財政にかかわる状態です。北欧などの国々は、みな無借金経営、日本を代表する企業も無借金経営を目指しているため、この状態はいいわけはないのです。今回の民主党の勝利は日本国民誰もがこの状況を打破したいと考えている証であり、正常な思考回路を持っているという証明でもあったと思います。正直日本人は政治を変えたい、などと思わない国民であると私は思っていました。もちろん私は選挙にはいっています。
話は戻りますが、これまで政局に変化があった場合、株式はもちろん、為替相場においても世界の目は日本に無関心でした。自民党の総裁が変わっても日本円は買われるわけでもなく、売られるわけでもなく何の反応もない状態が続いていました。しかしさすがに民主党に政権が変わると、円が買われています。よっぽどこれまでの日本に対して諸外国は、期待がもてなかったのでしょう。

FXにおいてもそのときのスプレッド差はドル円で10銭程度でした。固定スプレッドを提供しており、FX業界大手として不動の地位を固めている外為オンラインのスプレッドは変わらず、ドル円スプレッド1銭で人気のサイバーエージェントFX、完全信託保全で人気のセントラル短資FXのスプレッドに変化はありませんでした。そう考えると銀行間市場の為替相場よりも個人投資家の市場のほうが有利であったということがいえるでしょう。今後の為替相場の動向を見極めるうえで十分、fx スプレッド 比較をしてください。

政局が為替相場に与える影響
基本的に政局が為替相場に与える影響は実はそんなに大きくはありません。fx 初心者の方はこの点に注意してください。あくまで為替相場は実需の通貨交換がメインであるため、短期的には為替相場に影響を及ぼさないのです。ただしその国の為替政策に影響を及ぼす事項、要人発言には短期的、中長期的に影響を及ぼします。為替相場に唯一大きな影響を及ぼすとしたら米国の政治です。しかもそれは、米国の大統領選などではなくFRB議長の進退問題や、その発言などです。その次にくるのが財務長官の発言。最近は欧州のECBC(欧州中央銀行)の議長発言によりマーケットが大きく動く場合があります。残念ながら日本経済に対する日銀総裁、自民党総裁の発言は、全く為替相場では円の売り買いの材料にはされません。

今後の円安・円高材料

民主党すなわち日本の政治が要因となって円の失望売りによる円安はないと思います。これ以上世界の投資家は日本がだめになるとは予想していないため、民主党が日本経済の先行きに明るさをもたらす景気刺激策を出すと日本株、円資産を買ってくることと思います。しかし安定的な政治運営を確認後は日本経済のファンダメンダルズが注目されるため日本円は売られてくるものと思います。中長期的に円が買われる理由はありません。いかんせん先進国最大の債務国ですから。FX業者のfx 信託保全にも注意を払いながら、中長期的なFXにおけるポジションを構築していきたいと思います。

FX、CFD取引は元本保証の取引ではありません。レバレッジ効果を利用して実際の投資金以上の金額の取引が可能なため、場合によっては証拠金以上の損失が発生する可能性がありますので十分ご注意点ください。またCFD、FXの比較サイトで人気の評判が高いFX業者選びも自己責任でお願いします。